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家づくりで大切なのは合理的な考え方

2020年12月19日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です。

現在の日本人の平均寿命は、
男性が81歳で女性が87歳と言われていますが、
(これからはもっと延びていくようです)
家づくりをする時には、
この年齢まで暮らすことを前提として、
部屋の広さや多さ、
そして間取りのつくり方を考えるべきです。

つまり、現在あなたが30歳だとしたら、
そこで50年間住み続けることを前提として、
現在あなたが40歳だとしたら、
そこで40年間住み続けることを前提として、
その間ずっと住みやすく、
かつ、家にかかるコストを最小限に抑えられるように
計画すべきだということですね。


多くの方が、先のことはさておき、
今の状況を中心に、
家族が最も多い時期に合わせて
間取りを考えてしまうため、
将来、確実に部屋を持て余すであろう
大きな家をつくってしまいます。

ですが、そのような家を建ててしまったら、
あなたの家は、実家のように、
使わない部屋にあふれた家なってしまいます。
いつかは夫婦2人だけになるからです。

ですので、1つの用途として
使わないだろうと考えられる部屋は、
別の用途として兼ねて使えないか?
ということを考えながら、
家づくりをすることをオススメしています。

そうすることで、
家の面積をカットすることが出来、
結果、家づくりのコストがカット出来るからです。

✔︎そもそも“子ども部屋”と呼ぶこと自体がおかしい!?

広さや部屋数について、
まず考えていただきたいのが
“子ども部屋”です。

子どもは、まだ小さいうち、
自分の部屋をプライベートスペースとして使うことは、
ほとんどありません。

そして、思春期となる中学生ぐらいになれば、
やっと自分の部屋を、
プライベートスペースとして使うようになりますが、
それも束の間で、ほとんどの子どもが
進学や就職をキッカケに、
卒業と同時に家を出て行くようになります。

そう考えると、子どもが自分の部屋を
充分に使ってくれる期間は、
せいぜい6年〜10年ぐらいのものです。
あなたがそこで暮らす
40年〜50年という期間の中で。

ですので、子どもがプライベ―トスペースとして、
自分の部屋を使う以外の期間は、
別の用途として使えないか?ということを、
考えていただきたいと思っています。

そこは、親御さんが泊まりに来た時の
寝室として使えるでしょう。
そして、将来は収納として使えるし、
あるいは、自分たちの寝室として使えるし、
親御さんを招いて一緒に暮らすことも出来ます。

つまり、子ども部屋を
うまく使えるように設計すれば、
“和室はいらない”ということになります。
和室の用途を子供部屋が兼ねるからです。

また、子ども部屋自体も
“あまり広くつくる必要はない”
とも思えるようになります。
子どもたちはやがて必ず出て行くし、
その後の利用用途を考えても、
そんなに広いスペースは必要ないからです。

とか考えてたら、
そもそも“子ども部屋”って
呼んでいること自体がおかしい?
ということになっちゃうんですけどね。
ずっと子ども部屋であるわけじゃないんでね(笑)

このブログでも時々お伝えしていますが、
家の面積が大きくなれば、
その分家のコストは高くなります。
現在は、以前に比べて、
家の性能や材料原価も高くなっているので
なおのことです。

ですから、合理的に家づくりをすることで、
無駄な面積をカットしていただき、
最小限のコストで暮らしやすい住まいを
つくっていただければと思います♪

続きを読む

みんなと同じが必ずしも正しいとは限らない

2020年12月15日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です(*^-^*)

土地探しは、自分自身が
土地にかけられる予算を
把握した上で行うべきです。

というのも、
正確な予算を知らないまま
土地探しをしてしまうと、
土地に予算を使い過ぎてしまうからです。
かなり高い確率で。

結果、肝心の家の予算を
削らざるを得なくなるか、
あるいは、借入額を増やすことになり、
後々の生活を圧迫することになります。
また、将来のための貯蓄の原資を
削ってしまうことになります。

ですので、まずは資金計画を行い、
現実的な土地の予算を知ることから
始めなければいけません。


資金計画では、
まずは全体予算をいくらにするのか?
から決定し、次に土地や家や庭などに、
それぞれ一体どれくらいの予算を
割り当てるべきなのか?
を決定していくのですが、
たいていの場合、
住もうと思っているエリアの土地相場と、
実際土地にかけられる予算は一致しません。

住みたいと思っているエリアの
土地の相場価格は1000万円なのに対し、
資金計画の結果、実際土地に使える予算は、
700万円しかなかったという感じですね。

このように、予算とのバランスをとりながら
家づくりをしていくと、たいていの場合、
土地や家にかけられる予算は、
思っているよりも少ない
という現実が見えてきます。

☑みんなと同じである必要はない

土地の予算が少なくなれば、
必然的に選べる土地の範囲が
絞られてくるのですが、
この時、理解しておくべきことが、
みんなが良いと思っている土地を
同じように探す必要はないということです。

みんなが良いと思っている土地が、
必ずしも良い土地であるとは限らないからです。

代表的な例で言えば、
日当たりが良さそうな南向きの土地ですが、
この土地は、最も価格設定が高い上、
家代や庭代までも高くなってしまいます。

外からの視線や強風や強い日差しを遮るために、
カーテン、シャッター、目隠し、植栽といった
余分な工事費用が満載となるからです。

その上、みんながこぞって
この土地を買おうとするため、
価格設定が高くなってしまうのはもちろん、
価格交渉をする余地すらありません。

ですので、予算とのバランスをとりつつ
家づくりを進めるためには、
みんなが良いと思っている土地を、
同じように選ばない方がいいというわけですね。

この他、土地の形にも
そんなにこだわる必要もありませんし、
無駄に広い土地を買う必要もありません。
土地に合わせて家を設計すれば
住みやすさや使いやすさが損なわれることが
100%ないからです。

あなたが建てようとしているお家は、
ハウスメーカーや建売住宅のような
間取りが一定で決まっている企画型の住宅ではなく、
その土地に合わせて建てる注文住宅です。

なので、まずはそれをご理解いただき、
土地探しをしていただければと思います。

☑予算の中で土地がなかった場合

とはいえ、エリアによっては、
予算を絞ると選べる土地が
皆無に近い状態になることがあるのですが、
この場合、エリア変更が出来ないとしたら、
土地の予算をアップせざるを得ません。

そして、そのアップした分を
どこかで補うしかありません。
家の予算を圧縮する。
親御さんに援助をお願いする。
住宅ローンの借入れを増やす。
あるいは、それら全てに
バランス良く振り分けることによってです。

家づくりをする時は、
どうしても舞い上がって
気持ちが大きくなってしまうし、
ローン返済も毎月に換算すると、
大した負担じゃないように感じてしまうため、
あっさり予算をアップしてしまいます。

しかし、無理をすれば、それは後々
あなたに後悔をもたらすかもしれません。
また、金銭的な理由で、
夫婦の仲が悪くなってしまうことも
充分考えられます。

ですから、まずは必ず資金計画をすること、
そして、その資金計画から
はみ出ないように家づくりをすること、
この2つを心がけつつ
家づくりをしていただければと思います(^^)/

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大きな家と小さな家

2020年12月11日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆

家づくりをする時は、
後悔したくないという気持ちや、
夢を叶えたいという強い気持ちに加えて、
見栄なども作用することから、
多くの方が、知らず知らずの間に
大きな家を建ててしまいます。

しかし、その選択が
結果的に後々の生活を苦しくし、
不安だらけの暮らしをつくってしまったのでは、
決して、幸せを手に入れたとは言えません。

ですので、ご自身の予算を正確に把握し、
その予算の中で、
無理のない家づくりをすることが大切だし、
そのためには家づくりのイニシャルコストと
ランニングコストの両方を最小限に抑えられるよう
出来るだけ家をコンパクトにすることを
オススメしています。

出来るだけ家をコンパクトにすれば、
土地や外構のコストも抑えやすいし、
将来、夫婦2人だけで住むことになった時も、
維持管理にかかる手間も
より少なくすることが出来ますしね。


では、その内容について、
もっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います。

家をコンパクトに出来れば、
品質や性能を落とすことなく、
家の価格を抑えることが出来ます。
当たり前のことですが、
家の価格を最も左右するのは“面積”だからです。

また、家をコンパクトに出来れば、
それを建てるために必要となる土地も
小さくすることが出来るため、
結果、土地代も抑えることが出来ます。

かつ、余白を無駄に残すことなく、
敷地を最大限に活用して家を建てれば、
外構工事にかかる費用も抑えることが出来ます。

つまり、家をコンパクトにすることによって、
家の費用だけじゃなく、
土地の費用や外構工事の費用までも、
同時に抑えることが出来、
結果、家づくりのイニシャルコストを、
より抑えることが出来るというわけですね。

☑同時にランニングコストにも着目すること!

そして、家をコンパクトに出来れば、
イニシャルコストだけじゃなく、
ランニングコストも抑えることが出来ます。

例えば、同じ構造・性能で家を建て、
同じ家族が暮らすとしたら、
25坪の家と35坪の家では、
一体どちらの方が、光熱費が安いでしょうか?

もちろん間違いなく25坪の家の方ですよね?
光熱費は、終わりがある住宅ローンとは違い、
生涯ずっと払い続けなければいけないコストです。
ですので、光熱費を抑える工夫も、
家づくりでは欠かせない要素となります。

では、家の固定資産税はどうでしょう?
これも光熱費同様に、
面積が小さい家の方が間違いなく安くなります。

土地の固定資産税も家の固定資産税と同じで、
同じ評価額の土地で比較すると、
より小さい土地の方が、
土地の固定資産税をより抑えることが出来ます。

また、地域によっては、
固定資産税だけでいい地域と、
固定資産税に加えて
都市計画税が必要となる地域もあります。

そして、あなたが暮らす地域が、
固定資産税だけじゃなく
都市計画税まで必要な地域だとしたら、
少しでも税金の額を抑えたいですよね?

さらに、家を所有することによる
ランニングコストとして
忘れてはいけないのが、
定期的に必要となる
外部の塗り替えにかかるメンテナンス費用です。

もし、建てた後50年間その家で暮らすとして、
15年ごとにメンテナンスが必要だとしたら、
3回この費用を捻出しなければいけませんが、
この費用も、大きな家よりも
小さな家の方が抑えることが出来ます。

家は持てば、それで終わりではありません。
持った後も、それを維持していくために、
以上のような継続的にかかる費用があり、
それら費用のことも同時に考えつつ、
家づくりをしなければいけません。

ということで、建てた後、
少しでもゆとりを持って暮らしていくために、
予算の正確な把握と、その予算の中で、
無理のない家づくりをしていただければと思います。

そして、開放感、住みやすさ、使いやすさなどは、
必ずしも家の大きさに比例するわけじゃないので、
家を坪数や広さで、
判断しないようにしていただければと思います(^^)/

続きを読む

堅実な家づくりの考え方

2020年12月08日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆

住宅は3回建てると満足がいくと言われますが、
これができる人は少ないでしょう。
住宅取得は居住地域、間取り、構造、設備、材料、
そして資金計画が重要な検討項目になります。

欲求が先行すれば、部屋数は多くなります。
構造は安全性に関連し、
設備は日常の利便性に影響しますので、
余裕を持った仕様になりがちです。
それらは最終的にコストに反映されます。

住宅メーカーは施主の味方を装いながら、
少しでも高い住宅を勧めることもあります。
それが施主の夢の実現に叶うなら、
互いの求めるところは一致します。
どんなに高額になっても、分割返済に換算すれば、
グレードアップ仕様は月々わずかな金額となります。

住宅取得時はどこか舞い上がった気分になりがちです。
家族の夢がかなえられるならば、
わずかな増額くらいなんとかなるだろうと自分で過信しがちです。

しかし、大切なのは、
いくら借りられるかではなく、
いくら返せるかを基準に検討することです。
住宅ローン返済の35年間に、
どのような支出があるかを考えましょう。
火災保険、固定資産税等の住宅関連費用だけじゃなく、
子どもの教育費用、塾費用なども
考慮しなければいけません。

全館空調はヒートショックもなく、快適かもしれません。
しかし、やがて子どもが独立し、人がいなくなった場合、
使わない部屋まで冷暖房され、空調費が余計にかかることは誰でも分かるはずです。
また、家族が最も多い時期にだけ合わせて部屋を設ければ、
やがて空室だらけになるでしょう。

そして、いつかは家じまいの時が来るかもしれません。
住宅は人が住めば資産ですが、
人がいなくなれば負債ともいえます。
そんな先のことは考えられないとは言わず、
今後のことを考えて、
できる範囲で想いを巡らせてみましょう。”


これは、とあるファイナンシャルプランナーの方が、
書かれていた記事なのですが、
家づくりをする全ての方に
ご覧いただきたい内容だったので、
一部抜粋し掲載させていただきました。

この記事にも書かれている通り、
家づくりをする時は、
気持ちが大きくなりがちだし、
同時に金銭感覚も麻痺しやすくなります。

また、その増えた金額を
簡単に住宅ローンでまかなえてしまうがゆえに、
どうしても予算が膨らみがちになります。
返済も分割換算すると、
それほど問題ないような感覚に陥ってしまいますしね。

ですが、覚えておいていただきたいことは、
仕事や自分の体調は35年間保証されていないのに、
ローンの返済だけは35年間確定してしまうということです。

この記事にも書かれている通り、
欲求が先行すれば、部屋数も多くなるでしょうし、
かつ、それらの部屋も広くつくってしまいます。

また、いくつも住宅会社を回り、
その説明を聞いていたら、
誰もが優れた機能を有した設備を
導入したくもなるでしょう。

ですが、それらは全てコストとして反映され、
結果、あなたの日々の負担を、
増やしてしまうことになりかねません。

今の収入がずっと維持されること、
あるいは、段階的に増えていくことを前提として
資金計画を立てられる方が多くいらっしゃいますが、
今の社会を見渡した時、
それは果たして保証されているのでしょうか?

今は、少子高齢化の影響を受けて、
税や社会保障の負担が徐々に増えていっています。
つまり、天引きされるお金が
増えていっているというわけです。

給料が横ばいであれば、
あなたの手取り金額はどんどん減っていくし、
多少、支給される給料が増えたとしても、
手取り金額は、さほど増えないのが現実です。

そして、それに加えて、
今のうちから老後資金までも
コツコツと蓄えていかなければいけないのが、
私たち全員が抱える共通の問題です。

ですから、家づくりをする時は、
予算という“現実”と、欲求という“夢”のバランスを、
上手く取りつつ計画を立てていただければと思います。

そして、そのためには、
家づくりの正しい知識を身につけ、
コストを押し上げる要素だけじゃなく、
コストを抑えられる要素も
しっかりとご理解いただければと思います(^^)/



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勘違いしていたこと

2020年12月04日ブログ

こんにちは、クオリティハウスの橋本です。

ご存じでない方もおられるかもしれませんが、クオリティハウスの代表は大工です(笑)

18歳から建築の学校に通い
20歳の時から大工をしていています。

代表が大工見習を始めた時は、親方も厳しく
『仕事は教えてもらって覚えるものじゃない、見ておぼえろ』
という職人の世界だったので
お昼休憩の時、親方が休んでいる時に親方がした仕事を見て勉強していたそうです。

なので、仕事を見て、分からなかったら聞いて自分で理解して覚えたって感じだそうです。

そんな職人の世界で育ったので、代表は人とのコミュニケーションが少し苦手です。汗

そして、現場へのこだわりが強いです。

自分が納得するレベルの仕事をしてくれる職人さんしか現場に入れたくない!という代表。

だから、自社の現場の管理は代表が行っています。

木材などに関しても、納得がいかないことがあってから色々見て回り
それからというもの品質が安定した奈良県地域認証材を使用するようにもなりました。

実際に目でみて納得したものしか使用したくない。

おそらく、他の方からしたら
『そんなくらい』とか、
『別にいいのでは』とか
思われることもあるかと思うんですが、代表にとったら納得いかないものは嫌なんだと思います。

だから、人にどう思われようと気に入らない仕事をされるとハッキリ言うし、やり直して!とかも言うし
なんか見ていたら、業者の人は煙たがったりしてないんだろうか...とか気を使ってしまったりもします。
実は....当たり障りなく接したい私は、つい最近までそんな職人気質が苦手でした。(爆)

なんだかとっつきにくい感じがするし、実際そういうところって、デザインやインテリアと違って注目されないし、興味のない方も多いと思います。

だから、やってて当たり前だって思われると思うし、そこばっかり拘っても誰にも伝わらないし分からないのでは?と思っていたんです。

でも、ふとある人とそんな話しをしていた時に
『それって橋本工務店さんの良いところでもありますよね』
と言われました。

当たり前のことだけど、施工管理、品質管理、それって本当に大切なことなんだよって。

そこにこだわるっていうことは、仕事にプライドを持っているからだって。

職人気質である代表は、決して何でも良いようなことは言えず、黙って目にみえないところに力を注ぐ人です。

それって始めは誰にも分からないけど、住んだ後にやっと分かってもらえることなんだと思います。

私が苦手だと思っていたところは
見方を変えると、実は良いところだったこと

なんだか、今までのことを少し反省しました。

絶対忘れてはいけないこと
橋本工務店は『大工工務店』なんだってこと。

これからは、そこをもっとどう強化していくか
考えていかないといけないです。

今で満足せず、もっと上ををめざして。

現場のことなら橋本工務店に勝てるところはない!と言われるくらいになりたいです。

ご家族のクオリティオブライフの為に
これからも施工品質にこだわった家づくりを頑張ります。



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