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こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆
敷地にゆとりがない場合、上に階を重ねて建てざるを得ないため2階建てになってしまうのは仕方ありませんが、
敷地にゆとりがある場合は、よほどの事情がない限りは
「平屋」をオススメしています。
その理由は「平屋」の方が、間違いなく暮らしやすいからです。
また、コストも平屋の方が安いからです。
例えば、2階建て住宅の多くが、洗濯物を2階のベランダで干していますが、
洗濯機が1階にあるお家の場合、この作業の流れは決して効率的であるとは言えません。
まず、洗いとすすぎが終わった水気を含んで重くなった洗濯物を、2階のベランダまで運ばなくてはいけないのですが、
階段の上下移動も回数を重ねるとなると、なかなかな重労働となります。
(適度ないい運動でもあるとも取れなくはないですが)
また、乾いた洗濯物をたたむ時、2階で1人作業するのはなんだか寂しいし、
小さなお子さんがいる場合、子供を見ながら作業したいこともあって、
わざわざリビングまで下ろしてきてたたむようになるのではないでしょうか。
そして、今度はたたんだ洗濯物を、それぞれの部屋がある2階に再び持って上がる・・
これが、2階建て住宅に住む方の多くが、直面している現実なんじゃないかなーと思っているのですが、
もし、あなたがこんな状況になると想像してみたら、
ちょっとゾッとしませんか???
最近の子育て世代は、家事と育児と仕事を両立もしないといけませんからね。
出来ることなら、なるだけ効率的に家事がこなせる住まいにしたいところですよね。
☑アパートやマンションの良さを活かす
アパートやマンションの場合、
洗濯物を運ぶ時、水平移動だけで済むし、部屋から手を伸ばせば洗濯物が干せます。
また、部屋から手を伸ばせば洗濯物が取り込めて、
たたんだ洗濯物も水平移動だけで片付けることが出来ます。
つまり、一戸建てに比べて洗濯作業の手間がかなり少ないのが、
アパートやマンションなのですが、
家を建てる時には、このメリットを活かない理由はありませんよね?
洗濯物を、
いかに、干しやすくするか?
いかに、取り込みやすくするか?
いかに、片付けやすくするか?
そして、いかに時間や人目を気にせず洗濯物を干しておくことが出来、
かつ洗濯の一連の作業をすることが出来るか?
この工夫によってカット出来る時間は、一日のうちのわずか10分ぐらいかもしれませんが、
しかし、時間的な負担よりも心理的な負担を大幅に軽減出来るのではないでしょうか?
また、足腰が悪くなってしまった時のことを考えると、
階段の上下移動がないことは、洗濯に限らず、掃除や維持管理面でも、非常に助かるのではないでしょうか?
ということで、敷地に充分なゆとりがあるのなら、
「平屋」を建てるようにしてください。
そして、敷地にゆとりがなく、仕方なく2階建てにせざるを得ない場合でも、
この洗濯作業の流れをよく考えた間取りづくりをしていただければと思います。
時間のゆとりも、心のゆとりも、きっと違ってくるはずですから♪
こんばんは、クオリティハウスの橋本です
みなさん、ケンジメってご存知ですか?
外壁をそとん壁などの塗り壁にする際、下地に杉のバラ板を大工さんが貼っていきます。それをケンジメといいます。
↑これがケンジメです。
こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆
一般的に多くの方が、敷地の大小に関係なく2階建て住宅を建てます。
その理由は、「平屋が高い」という思い込みがあること、
また、住宅会社もそう思っていること、
そして「平屋には広い敷地が必要だ」という思い込みがあること、また、不動産屋もそう思っていること、です。
しかし、決して平屋は高いわけでもなければ、
広い土地が必要なわけでもありません。
ですので、可能なら平屋を建てることをオススメしているのですが、
とはいえ、あなたが家を建てようと思っている土地が、
充分な広さがない場合や、あるいは2階建てにした方が良い理由がある場合などは、2階建てにせざるを得ないので、
今回は、その場合の注意点についてお伝えしていきたいと思います。
まず、2階建て住宅の一番の問題点は、
“リビングダイニングが汚くなりやすい”ということです。
理屈は簡単で、子供たちや旦那さんが、
リビングダイニングに荷物を放置するからですね(笑)
2階建ての家では、基本的に、寝室も子供部屋も2階につくります。
そして、納戸やウォークインクローゼットなども2階につくります。
しかし、2階につくる部屋や収納は、思っている以上に使い勝手が悪いものです。
いちいち行き来するのが面倒くさいからです。
また、小さな子供たちは、お母さんの近くであるリビングやダイニングでずっと過ごしますし、
寝る部屋も親と一緒であるため、基本的に自分たちの部屋を使うことがありません。
お母さんの気配が感じられない場所で過ごすのは、子供にとって不安なことですしね。
結果、まず子供部屋にあるべき荷物が、
すべて子供たちがいつも過ごすリビングに存在し続けることになります。
また、子供に限らず、旦那さんや、あるいはあなたでさえも、
いつも使うものやいつも着る服はリビング付近に置くようになるのではないでしょうか?
それこそ、いちいち2階まで服を取りに行くのは面倒くさいことですからね。
これらの結果、
あっという間にリビングが散らかり、
溢れた荷物がダイニングテーブルに散らかり、
いつも着る服はダイニングチェアーに掛けられ、
いつも使うバッグはダイニングチェアーの上に置かれ、
食事をリビングでとるようになり、
さらにリビング付近が散らかっていくようになる、
というスパイラルに陥っていくわけです。
よほど、あなたの性格が、こまめに片付けをすることが苦じゃない限りは・・・
☑大事なのは、コストを上げずに解決すること!
そして、この問題を解決する手段として、1階に「和室」をつくるという選択肢があります。
もう1つ部屋があれば、そこに子供の荷物だけじゃなく、
服やバッグなども置いておくことが出来るからです。
ですが、1階に和室をつくれば、
その分面積が大きくなってしまい、必然的に家のコストは高くなります。
仮に和室の広さが6帖だとしたら、180万円〜200万円といった感じでしょうか。
つまり、お金さえ掛ければ、どんなことも解決出来るわけなんですが、
その解決策は本当に正解なのでしょうか???
200万円余分なコストを掛け、それを住宅ローンでまかなうとしたら、
金利も含めると、240万円ものお金が自由に使えなくなってしまうわけですからね。
違う角度で見てみると、家族みんなで行く
1回の旅行にかかる費用が40万円だとしたら、
6回も素晴らしい思い出づくりと、人生にとって貴重な経験を紡いでしまう
という風にも考えられますよね。
ですので、まずはこの問題を、コストを上げずに解決する方法を考えなければいけません。
それは、敷地によって異なるため一概には言えませんが、
もし和室をつくるだけのゆとりが敷地にあるのなら、
子供部屋か寝室を1階につくったらいいかもしれないし、
同時にファミリークローゼットを1階につくったらいいかもしれません。
あるいは、土地が狭く1階にリビング以外に部屋をつくるのが難しい場合は、
収納のつくり方を工夫すると同時に、2階につくらざるを得ない子供部屋をずっと使いやすく出来る工夫がないかを
考えてみてもいいかもしれません。
いずれにせよ、家のコストが上がらないようにしつつ、
その工夫を見いだすことが大切なのですが、
これが出来れば、たとえ2階建ての家であろうとも、リビングダイニングが散らかりにくい家にすることが出来ると思います。
もちろん、それでも片付けはしないと汚くはなってしまいますが。汗
あくまで片付けの手間を減らすという意味合いですね。
ということで、どうしても2階建ての家を建てざるを得ない場合は、
まずはリビングダイニングの片付けやすさを実際の暮らしを想像しながら考えてみていただければと思います☆
こんにちは、クオリティハウスの橋本です♪
『省エネルギー住宅』と聞くと、とっても耳障りがいいし、
大幅に電気料金が抑えられそうなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、必要以上のコストをかけた家の高性能化は、そこで暮らす快適性はグンとアップするものの、
電気料金を大幅に抑えられるわけではありません。
つまり、『省エネルギー住宅=快適なお家』ではあるものの
『省エネルギー住宅=電気料金が安い家』ではない、ということなんです。
その理由は、家庭で使うエアコンの年間消費量は、
全体の電気消費量のわずか28%しか占めていないからです。
仮に、年間の電気料金を120,000円とすると、
(毎月平均10,000円の計算です)
エアコンが占める割合は、年間で33,600円だということですね。
市場の調査によると、エアコンが占める割合は70%ぐらいだという結果が出ているので、
現実は、イメージの半分以下ぐらいしか電気料金がかかっていないということですね。
☑では、何にそんなに電気料金がかかっているのか?
この結果が示しているように、
イメージ的には家の高性能化は、大幅な電気料金の削減につながると考えてしまうことでしょう。
しかし、冷暖房以外にかかっているその他72%のものには、
家の高性能化によって削減出来るものがないため、
大幅な電気料金の削減にはつながりません。
例えば、最も電気を消費するものは、
“冷蔵庫”なのですが、
家の高性能化によってこの電気料金は安くなるでしょうか?
また、続いて電気を消費するのは、
“照明器具”なのですが、家の高性能化によって
この電気料金は安くなるでしょうか?
テレビもエアコンよりも電気を消費するのですが、
家の高性能化と相関関係はあるでしょうか?
この他、給湯器はエアコンと同じぐらい電気を消費するのですが、
これも家の高性能化と相関関係はあるのでしょうか?
・・・・・
残念ながら、どれも全く関係ありません。
☑電気料金を安くするための方法
電気料金は、終わりがある住宅ローンと違い
一生払っていかなくてはいけない費用です。
ですので、家づくりをする時には、この費用についても真剣に考えなければいけません。
もちろん、“快適な住まい”にもしながらです。
また、今後は、
電気料金はどんどん上がっていくことが予想されます。
電力の自由化をした国は、例外なく全ての国が電気料金が上がっていますし、
実際、太陽光発電の売電収入は国民全ての電気料金から全て支払われていますが、
このチャージ料金も年々上がっていっているからです。
(現在は、電気料金の10%強を占めています)
ですので、これから家づくりをされるなら、家の予算や住宅ローンはもちろん、
この電気料金のことにも目を向けなくてはいけませんし、
そのために、太陽光発電の設置も視野に入れる方も多くなってきました。
太陽光発電にも、メリット、デメリットもありますので
その辺も理解しておかなければいけませんが。
えー、どうしたらいいの?という方は、いつでもご相談いただければと思います♪
『平屋』と聞くと、
“高そう・・・”というイメージと同時に
“広い敷地じゃなきゃ無理だ・・・”というイメージが浮かんできませんか?
実際、新規分譲地に建っているお家を見てみると、
2階建てばかりなので、50坪や60坪では足りないんじゃないか?と普通は考えてしまうでしょう。
また、それに拍車をかけて、不動産屋や住宅会社までも、
けっこう広い土地が必要ですよと言うので、
“平屋にはお金がかかる”と決めつけてしまい、
多くの方が、あっさりと平屋を諦めてしまいます。
しかし、実際は、平屋を建てるにしても、
それほど大きな敷地はいりません。
なぜなら、平屋にするからといって、
2階建ての2階部分がそのまま1階に足されるわけではなく
階段や廊下もカット出来るし、トイレも1カ所でいいし、
余分な部屋もつくる必要がなくなるからです。
つまり、平屋にすれば、
自ずと家がコンパクトになるというわけです。
土地面積が55坪を超えれば、よほど敷地条件が悪くない限りは、
『平屋』を提案させていただくこともありますし
50坪やそれ以下の場合でも、
可能なら『平屋』をご提案させていただいています。
☑無駄に広い土地を買ってしまうと・・・
まず、土地に余分なコストが掛かります。
仮に、20坪も余分に土地を買ってしまい、
坪単価が15万円だとしたら、300万円も不必要な出費をしてしまったことになります。
また、余分に買ってしまった20坪分外構工事もしないといけなくなり、
もしコンクリートを打ったら、それだけで50万円ものコストがかかってしまいますが、
さらに、これらに35年分の利息を合わせると、ざっと400万円以上無駄な支出をしていることになります。
しかし、出費はそれだけにとどまらず、
ずっと払い続けなければいけない固定資産税も、必然的に高くなってしまうのですが、
固定資産税は60坪を超えると、超えた部分に関しては税金が2倍になるため、
ずっと割高な納税をし続けるハメになってしまいます。
ということで、土地探しをする前に、
どんな家が建てたいのかを、ある程度明確にしていただければと思います。
それが明確になれば、
そのために必要な土地の広さがどれくらいなのか?
が分かるようになります。
結果、無駄に広い土地を探したり購入したりする必要がなくなり、
その分、余分な出費を削ることが出来ます。
また『平屋』は2階建てに比べて、家の面積が小さくなるため、
実は、建築コストも高いわけではありません。
階段もなくなりますしね!
ですから、魅力やメリットがたっぷりの『平屋』を、
コストを理由に諦めないようにしていただければと思います。
ぜひ、参考にしていただき、前向きに家づくりをしてください!
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