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投稿期間:2021年05月

HIT数:10件

建築マニアのブログ『ケンジメってご存知ですか?』

2021年05月31日ブログ

こんばんは、クオリティハウスの橋本です

みなさん、ケンジメってご存知ですか?

外壁をそとん壁などの塗り壁にする際、下地に杉のバラ板を大工さんが貼っていきます。それをケンジメといいます。

↑これがケンジメです。

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2階建住宅で気を付けるべきこと

2021年05月29日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆

一般的に多くの方が、敷地の大小に関係なく2階建て住宅を建てます。

その理由は、「平屋が高い」という思い込みがあること、
また、住宅会社もそう思っていること、
そして「平屋には広い敷地が必要だ」という思い込みがあること、また、不動産屋もそう思っていること、です。

しかし、決して平屋は高いわけでもなければ、
広い土地が必要なわけでもありません。

ですので、可能なら平屋を建てることをオススメしているのですが、
とはいえ、あなたが家を建てようと思っている土地が、
充分な広さがない場合や、あるいは2階建てにした方が良い理由がある場合などは、2階建てにせざるを得ないので、
今回は、その場合の注意点についてお伝えしていきたいと思います。

まず、2階建て住宅の一番の問題点は、
“リビングダイニングが汚くなりやすい”ということです。
理屈は簡単で、子供たちや旦那さんが、
リビングダイニングに荷物を放置するからですね(笑)

2階建ての家では、基本的に、寝室も子供部屋も2階につくります。
そして、納戸やウォークインクローゼットなども2階につくります。

しかし、2階につくる部屋や収納は、思っている以上に使い勝手が悪いものです。
いちいち行き来するのが面倒くさいからです。

また、小さな子供たちは、お母さんの近くであるリビングやダイニングでずっと過ごしますし、
寝る部屋も親と一緒であるため、基本的に自分たちの部屋を使うことがありません。
お母さんの気配が感じられない場所で過ごすのは、子供にとって不安なことですしね。

結果、まず子供部屋にあるべき荷物が、
すべて子供たちがいつも過ごすリビングに存在し続けることになります。

また、子供に限らず、旦那さんや、あるいはあなたでさえも、
いつも使うものやいつも着る服はリビング付近に置くようになるのではないでしょうか?
それこそ、いちいち2階まで服を取りに行くのは面倒くさいことですからね。

これらの結果、
あっという間にリビングが散らかり、
溢れた荷物がダイニングテーブルに散らかり、
いつも着る服はダイニングチェアーに掛けられ、
いつも使うバッグはダイニングチェアーの上に置かれ、
食事をリビングでとるようになり、
さらにリビング付近が散らかっていくようになる、
というスパイラルに陥っていくわけです。

よほど、あなたの性格が、こまめに片付けをすることが苦じゃない限りは・・・


☑大事なのは、コストを上げずに解決すること!


そして、この問題を解決する手段として、1階に「和室」をつくるという選択肢があります。
もう1つ部屋があれば、そこに子供の荷物だけじゃなく、
服やバッグなども置いておくことが出来るからです。

ですが、1階に和室をつくれば、
その分面積が大きくなってしまい、必然的に家のコストは高くなります。
仮に和室の広さが6帖だとしたら、180万円〜200万円といった感じでしょうか。

つまり、お金さえ掛ければ、どんなことも解決出来るわけなんですが、
その解決策は本当に正解なのでしょうか???

200万円余分なコストを掛け、それを住宅ローンでまかなうとしたら、
金利も含めると、240万円ものお金が自由に使えなくなってしまうわけですからね。

違う角度で見てみると、家族みんなで行く
1回の旅行にかかる費用が40万円だとしたら、
6回も素晴らしい思い出づくりと、人生にとって貴重な経験を紡いでしまう
という風にも考えられますよね。

ですので、まずはこの問題を、コストを上げずに解決する方法を考えなければいけません。

それは、敷地によって異なるため一概には言えませんが、
もし和室をつくるだけのゆとりが敷地にあるのなら、
子供部屋か寝室を1階につくったらいいかもしれないし、
同時にファミリークローゼットを1階につくったらいいかもしれません。

あるいは、土地が狭く1階にリビング以外に部屋をつくるのが難しい場合は、
収納のつくり方を工夫すると同時に、2階につくらざるを得ない子供部屋をずっと使いやすく出来る工夫がないかを
考えてみてもいいかもしれません。

いずれにせよ、家のコストが上がらないようにしつつ、
その工夫を見いだすことが大切なのですが、
これが出来れば、たとえ2階建ての家であろうとも、リビングダイニングが散らかりにくい家にすることが出来ると思います。

もちろん、それでも片付けはしないと汚くはなってしまいますが。汗
あくまで片付けの手間を減らすという意味合いですね。

ということで、どうしても2階建ての家を建てざるを得ない場合は、
まずはリビングダイニングの片付けやすさを実際の暮らしを想像しながら考えてみていただければと思います☆

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省エネ住宅の勘違い

2021年05月29日SIMPLE NOTE

こんにちは、クオリティハウスの橋本です♪

『省エネルギー住宅』と聞くと、とっても耳障りがいいし、
大幅に電気料金が抑えられそうなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、必要以上のコストをかけた家の高性能化は、そこで暮らす快適性はグンとアップするものの、
電気料金を大幅に抑えられるわけではありません。

つまり、『省エネルギー住宅=快適なお家』ではあるものの
『省エネルギー住宅=電気料金が安い家』ではない、ということなんです。


その理由は、家庭で使うエアコンの年間消費量は、
全体の電気消費量のわずか28%しか占めていないからです。

仮に、年間の電気料金を120,000円とすると、
(毎月平均10,000円の計算です)
エアコンが占める割合は、年間で33,600円だということですね。

市場の調査によると、エアコンが占める割合は70%ぐらいだという結果が出ているので、
現実は、イメージの半分以下ぐらいしか電気料金がかかっていないということですね。

☑では、何にそんなに電気料金がかかっているのか?

この結果が示しているように、
イメージ的には家の高性能化は、大幅な電気料金の削減につながると考えてしまうことでしょう。

しかし、冷暖房以外にかかっているその他72%のものには、
家の高性能化によって削減出来るものがないため、
大幅な電気料金の削減にはつながりません。

例えば、最も電気を消費するものは、
“冷蔵庫”なのですが、
家の高性能化によってこの電気料金は安くなるでしょうか?

また、続いて電気を消費するのは、
“照明器具”なのですが、家の高性能化によって
この電気料金は安くなるでしょうか?

テレビもエアコンよりも電気を消費するのですが、
家の高性能化と相関関係はあるでしょうか?
この他、給湯器はエアコンと同じぐらい電気を消費するのですが、
これも家の高性能化と相関関係はあるのでしょうか?

・・・・・

残念ながら、どれも全く関係ありません。


☑電気料金を安くするための方法

電気料金は、終わりがある住宅ローンと違い
一生払っていかなくてはいけない費用です。
ですので、家づくりをする時には、この費用についても真剣に考えなければいけません。
もちろん、“快適な住まい”にもしながらです。

また、今後は、
電気料金はどんどん上がっていくことが予想されます。

電力の自由化をした国は、例外なく全ての国が電気料金が上がっていますし、
実際、太陽光発電の売電収入は国民全ての電気料金から全て支払われていますが、
このチャージ料金も年々上がっていっているからです。
(現在は、電気料金の10%強を占めています)

ですので、これから家づくりをされるなら、家の予算や住宅ローンはもちろん、
この電気料金のことにも目を向けなくてはいけませんし、
そのために、太陽光発電の設置も視野に入れる方も多くなってきました。

太陽光発電にも、メリット、デメリットもありますので
その辺も理解しておかなければいけませんが。

えー、どうしたらいいの?という方は、いつでもご相談いただければと思います♪




続きを読む

平屋に対する思い込み②

2021年05月25日SIMPLE NOTE

『平屋』と聞くと、
 “高そう・・・”というイメージと同時に
“広い敷地じゃなきゃ無理だ・・・”というイメージが浮かんできませんか?

実際、新規分譲地に建っているお家を見てみると、
2階建てばかりなので、50坪や60坪では足りないんじゃないか?と普通は考えてしまうでしょう。

また、それに拍車をかけて、不動産屋や住宅会社までも、
けっこう広い土地が必要ですよと言うので、
“平屋にはお金がかかる”と決めつけてしまい、
多くの方が、あっさりと平屋を諦めてしまいます。


しかし、実際は、平屋を建てるにしても、
それほど大きな敷地はいりません。

なぜなら、平屋にするからといって、
2階建ての2階部分がそのまま1階に足されるわけではなく
階段や廊下もカット出来るし、トイレも1カ所でいいし、
余分な部屋もつくる必要がなくなるからです。

つまり、平屋にすれば、
自ずと家がコンパクトになるというわけです。

土地面積が55坪を超えれば、よほど敷地条件が悪くない限りは、
『平屋』を提案させていただくこともありますし
50坪やそれ以下の場合でも、
可能なら『平屋』をご提案させていただいています。

☑無駄に広い土地を買ってしまうと・・・

まず、土地に余分なコストが掛かります。
仮に、20坪も余分に土地を買ってしまい、
坪単価が15万円だとしたら、300万円も不必要な出費をしてしまったことになります。

また、余分に買ってしまった20坪分外構工事もしないといけなくなり、
もしコンクリートを打ったら、それだけで50万円ものコストがかかってしまいますが、
さらに、これらに35年分の利息を合わせると、ざっと400万円以上無駄な支出をしていることになります。

しかし、出費はそれだけにとどまらず、
ずっと払い続けなければいけない固定資産税も、必然的に高くなってしまうのですが、
固定資産税は60坪を超えると、超えた部分に関しては税金が2倍になるため、
ずっと割高な納税をし続けるハメになってしまいます。

ということで、土地探しをする前に、
どんな家が建てたいのかを、ある程度明確にしていただければと思います。

それが明確になれば、
そのために必要な土地の広さがどれくらいなのか?
が分かるようになります。

結果、無駄に広い土地を探したり購入したりする必要がなくなり、
その分、余分な出費を削ることが出来ます。

また『平屋』は2階建てに比べて、家の面積が小さくなるため、
実は、建築コストも高いわけではありません。

階段もなくなりますしね!

ですから、魅力やメリットがたっぷりの『平屋』を、
コストを理由に諦めないようにしていただければと思います。

ぜひ、参考にしていただき、前向きに家づくりをしてください!

続きを読む

平屋に対する思い込み①

2021年05月21日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆

『平屋』には、数多くの魅力やメリットがあるにもかかわらず、
“高い”というイメージが払拭出来ず、諦めてしまっている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

というのも、住宅会社に行くと必ず『平屋は高いですよ!』と言われますからね。

また、土地探しの時、不動産屋さんからも
“平屋となると大きな土地が必要ですね”と言われることが多いため、
これも平屋を諦めてしまう大きな要因となってしまいます。

家だけじゃなく、土地までも負担が大きくなってしまうと考えると、
とてもじゃないけど、前向きには考えられないでしょうからね。

しかし、この2つの思い込みは、完全に間違った認識です。
つまり、平屋は決して高くもなければ、
みんなが2階建てを建てている土地の広さがあれば、
充分平屋を建てることが出来る、ということです。

☑なぜ、平屋は高くないのか?

平屋になると、2階建てに比べて基礎と屋根の面積は大きくなるため、
そこに掛かるコストは割高になってしまいます。
(基礎、床下断熱、屋根、屋根断熱、など)

しかし、何もかもが2階建てに比べて高くなるわけではなく、
実は、外壁の面積は2階建てに比べて少なくなるため、そこに掛かるコストは割安になります。
(壁断熱、外装材、ボード、クロス、など)

また、平屋には階段が必要じゃないため、階段に必要となる面積をカットすることが出来るし、
それ以外でも、2階建てでは必要なものをカットすることが出来ます。

まず、2階建ての場合2つ必要となるトイレが、1つしかいらなくなります。

そして、2階建てでは、階段やどうしても2階に廊下が出来てしまいますが、
平屋になると、この廊下をゼロに近づけることが出来ます。

さらに、平屋になると、
子供部屋も1階につくることになるため、和室をつくる必要がなくなります。
子供部屋が、和室が果たす役割も同時に果たしてくれるようになるからです。

子供が小さいうちは、親御さんが泊まりにくることがあると思いますが、
子供たちは自分の部屋で寝ていないため、親御さんに子供部屋で寝てもらえばいいでしょう。

また、子供部屋が1階にあることで、自分の部屋に荷物を片付けさせやすくなるため、
そうなると、リビングダイニングが散らかりにくくなり、
友達やお客さんを、心おきなくリビングに案内しやすくなるでしょう。

このように平屋になれば、家をコンパクトに出来るので、
実は、平屋はそう高いわけではありません。

確かに2階建てに比べて面積は小さくなってしまうし、
坪単価で考えると割高にはなってしまうでしょう。

しかし、家の予算で大切なことは、
家の大きさでもなく、家の坪単価でもなく、
総予算が一体いくらになるのか?ということです。

そして、その視点で考えると、『平屋』は最も合理的であり、
割安なコストで建てることが出来るお家です、

ということで、“平屋は高い”という先入観を一度払拭していただき、
本当に住みやすい魅力たっぷりなお家を手に入れていただければと思います。

では、次回は、
もう1つの間違った思い込みである“平屋には土地が広く必要である”ということについて、お伝えしていきたいと思います☆

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