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たとえリビングダイニングキッチンと言えど、やみくもに広くしない方がいい理由

2020年05月06日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です(^^♪


リビングダイニングキッチンは窮屈にならないように出来るだけ広くしたい!
開放的で明るい場所にしたい!!
誰しもが、このようにお考えではないでしょうか?

もちろん、私も自分の家を建てる時にはこのように考え、
出来る限りリビングダイニングキッチンを広くつくりました。

ですが、長きに渡り家づくりをしている経験と、
約9年間、自分の家で暮らしてみて至った結論は、
“リビングダイニングキッチンにも適度な広さがある”
ということです。

大変お恥ずかしいことなんですが
実は私、建築の仕事をしていますが
家づくりに失敗した1人でもあります。泣

とにかく、広くつくった我が家のリビングダイニングキッチンですが、
この空間がいつも一体どのような状況になっているのか?と言うと・・

☑常にモノにあふれている
状態です・・・
片付けど片付けど、
1日もすれば元に戻っているって感じですね(泣)

片づけや掃除をする時間が全くない夫婦共働きの我が家では、
もうストレスでしかありません( ;∀;)泣笑

いつもみんなが集うリビング周りに
子供のオモチャやいろんなモノが集中するのはもちろん、
ダイニングテーブルとソファーの間の余白などに
子供たちが学校のカバン、そして制服やパジャマ、普段着などを、そのまま置きっぱなしにするからです。

まっ、明日使うと分かっているものやいつも使うものを、
わざわざ2階まで持ち運びするのってめちゃくちゃ面倒なので、
仕方ないといえば仕方ないことなのですが・・・


☑床面積が増えるとモノを置ける場所も増える・・・

リビングダイニングを広くした場合、それに連動して広がるのはダイニングとリビングの間のスペースなのですが、
ここに余白をつくりつつ、2階に子供部屋をつくってしまうと、
我が家のように、リビングダイニングはたくさんのモノで溢れ、
雑然とした生活感満載の場所になってしまいます。

そして、片付いてないことで掃除がしにくくなり、ルンバもいつも途中で止まっている。汗
またホコリも溜まりやすくもなってしまうため、カビやダニも発生しやすくなり、
アレルギーなどの原因をつくりだしてしまうことになります。

☑広げた分だけ家のコストも高くなる

また、家の面積を広げると、それに連動して家のコストも高くなってしまいます。

LDKを2帖広げようとすれば、それだけで家の価格は50万~60万円高くなってしまうし、
LDKを4帖広げようとすれば、それだけで家の価格は120万円は高くなってしまう...という感じに....。

ですので、コスト面で考えてみても、
たとえリビングダイニングキッチンであろうとも、
必要以上に部屋を広げ過ぎないようにすべきであるということが言えます!!

ちなみに我が家の場合、
約600万円をかけて、24帖のリビングダイニングをつくり
結局、人が過ごす場所で実質有効活用できているのは、
6帖のソファースペースと6帖の食卓スペース、3帖のキッチンスペース、計15帖ということになっています(笑)

その他は、物で溢れています。汗


わざわざお金を掛けて、無駄に掃除をしなければいけない、
余計に散らかりやすい家にしてしまっている・・・
よく考えたら(いや、よく考えなくても)無駄だらけ(笑)
といっても過言ではないですね。

☑スッキリリビングを維持しやすい工夫

リビングダイニングを無駄に広くしても、それが散らかる原因となってしまうのだとしたら、
リビングダイニングの広さを適度な広さにし、当たり前のように2階につくろうとする子供部屋を1階につくってみるというのはどうでしょうか?

子供部屋を1階につくれば、自分たちの荷物を自分の部屋に持って行ってもらいやすいし、
自分たちの部屋を使ってくれやすくなるため、
リビングダイニングを、いつもスッキリしたままで保ちやすくなるのではないでしょうか?

仮に、あなたがダイニングには、4人掛けのテーブルを置き、
そこで家族みんなで食事をし、3人掛けのソファーをリビングに置きたい・・そうお考えであれば、
リビングダイニングキッチンの広さは16帖もあれば充分です。
良くお友達を呼んだりするからもう少し広々とであれば、18帖でしょうか♪


コスト的に充分なゆとりがない場合、それ以上広くつくる必要はないと思います。
広げればその分、コストが上がるだけじゃなく、散らかりやすい家になってしまいがちですから。

ということで、出来るだけ広くしたいという気持ちも分かりますが、
それよりも、いかに使いやすく住みやすいのかという点に焦点を当てて
家づくりをしていただければと思います(*^-^*)

私自身も、快適に暮らすために家を建てたはずが、
散らかりまくる家になるなんてその時は思ってもみず
ドラえもんのタイムマシンがあれば、あの時の私に文句を言ってやりたい...
ドラえも~ん。泣

でも、あの時は『家を建てること』だけしか
考えていなかったんですよね。

家を建てることが目的になっていたから、失敗したんですよね。

家づくりに大失敗した立場だからこそ、お伝えできることはたくさんあります!

家づくりの迷路に迷いこんじゃった!という方は
いつでもお気軽にご相談ください☆彡

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外構費用を200万円カットするために

2020年05月03日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です(^^♪

今日も、個別相談にお越しいただいたお客様。

色んなお話しをお伺いして、同じ子育て世代として他人事とは思えず
ご主人様の家族愛、奥様のお子様への愛情、痛いほど伝わってきました。
どうかご家族の幸せな人生を、家づくりをしていただきたいと思います。


話は変わりますが、家づくりに付随する外構工事には想像しているよりも遥かにお金がかかります。
例えば、ものすごく立派な庭だなと感じるお家があったとしたら、おそらくその庭には、ざっと300万円〜400万円は工事費用がかかっていると思います。

ですので、外構工事に関しては、資金計画で充分な予算を確保しておくか、
あるいは、そもそも外構工事をそれほどしなくていいように家づくりの計画を立てるか、どちらかの選択をしなければいけません。

もちろん、弊社では外構工事ができるだけ最低限の予算でおさまるような家づくりの提案をさせていただいているのですが、
それは2つの秘訣によって実現可能となります。

☑秘訣1:防犯性に優れた家を建てる

例えば、人目につく場所に大きな窓をたくさんつくっている家は、
●外から家の中が丸見えになる・・
●窓を見れば間取りが分かってしまう・・
●防犯性が悪い・・
というため、それらを外構によってカバーしなければいけません。

敷地に入ってこられないように、隣との境界につくる塀。
家の中を外の視線から守るための、
またウッドデッキを使いやすくするための目隠しや植栽。
家を惹き立てるためにつくる、門やアプローチ。

こういったものに多額の費用をかけないといけなくなります。

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実生活のことまで熟慮した間取りづくり

2020年04月24日SIMPLE NOTE

こんばんは、クオリティハウスの橋本です(^^♪

土地探しをされている方で、草刈りや管理がなるべく負担にならない小さい土地を探されている

また、駅近などに住みたい方は、
坪単価が高いので坪数が小さい土地しか購入できない場合もあり
土地が小さいと家にも色々制限が出てくることも。

例えば、30〜35坪ぐらいしかない土地は、
“狭小地”と呼ばれる土地の部類に入るのですが、
こういった土地に家を建てる場合、
暗い、閉塞感がある、片付けにくい、使いにくい、といった家になってしまいやすいため、
こうならないよう配慮しなければいけません!

一般的に、そのような狭小地で家を建てるとなると、
当たり前のように2階建てになります。

そして、1階には、リビングダイニングキッチンと水回りが配置され、
2階には、寝室と子供部屋が配置されるのですが、このようなお家で犯しやすい失敗は、

☑少しでも光を採り込もうと窓を多くつくったものの、
逆に家の中が丸見えになってしまい、全くカーテンやシャッターが開けられず家の中が薄暗くなってしまった・・・

☑必要な場所に収納が不足してしまい、片付けにくく、いつも散らかっている掃除までもしにくい家になってしまった・・・

☑洗濯動線を考える時、
干す→取り込む→たたむ→片付ける、の全ての流れを考えて動線をつくっていないため、
実際住んでみて初めて、その動線の悪さと不便さに気付くことになってしまった・・・といったことです。

つまり、生活面においてよくない影響が出てしまうというわけです(*_*;

ですので、光の採り込み方はもちろん、
収納のつくり方、そして家事動線のことも、実生活のことを考えながら、
間取りをつくるようにしなければいけないんですよね。

☑景観にも配慮した理想的な動線

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祝☆上棟

2020年04月22日家造り現場だより

おはようございます!クオリティハウスの橋本です♪

先日は奈良県香芝市で上棟がありました(*^^*)

青空~♪

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収納をたくさんつくらない

2020年04月09日SIMPLE NOTE

こんばんは。
クオリティハウスの橋本です♪


“収納はたくさんあればあるほどいい”

家を建てる誰もがこのようにお考えになるでしょう。
でも、無駄に収納を広げてしまうと、
必然的に家のコストは上がってしまいます(>_<)

ですので、家のコストを上げることなく、
よりたくさんの収納をつくるためにも、
まずは、収納に対する勘違いを
正していただかなくてはいけません。


では、今回は、
収納で知っておくべき2つのコトについて、
お伝えしていきたいと思います。

まず、1つ目が、
「ただ単にたくさん収納をつくればいいわけじゃない」
ということです。

例えば、暮らしの拠点となる
リビングダイニングキッチンには、
手紙、書類、薬、文房具、生活用品など、
細かいものがたくさんあるのですが、
いろんな場所に散らばって収納があるお家は、
これらを管理しやすいでしょうか?

管理しにくい収納をつくってしまうと、
どこになにを置いたのかを忘れてしまい、
それが見つからないか、
あるいは探すよりも買ったほうが早いことを理由に、
また同じモノを買ってしまうことになります。

結果、モノが増えることになり、
収納の中がさらにゴチャゴチャになります。
また、収納に収まりきらなくなった場合、
それらがリビングダイニングに溢れることになり、
今度は、それを片付けるための収納家具を、
買わざるを得なくなってしまい、
リビングダイニングが狭くなってしまいます。

また、無駄に奥行きが深い収納も
とっても管理しにくい収納だと思いませんか?

手前にモノを置いてしまうと、
奥に置いてあるモノが
取り出しにくくなるのはもちろんのこと、
奥にあるモノを忘れてしまう
原因にもなりますからね( ;∀;)

結果、無駄な出費を生むことになるし、
収納の中がゴチャゴチャになってしまう、
というわけです。

人は、複雑になればなるほど、
記憶出来なくなってしまうし、
管理出来なくなってしまうものです。

ですので、収納は管理しやすいように
分かりやすく単純に
つくらなければいけないんですよね。

■通り抜け動線は収納を減らす最大の原因

続いて、知っておいていただきたいことが、
通り抜け動線についてです。
収納を通過することが出来る動線や、
玄関を家族用と来客用に分けたりする動線ですね。



この図をご覧いただくと、
お分かりいただけますが、
右は通常の収納で、
左が使い勝手をよくするために、
通り抜け出来るようにした場合です。

左の場合、収納を通過出来るため、
一見、右に比べて使い勝手が
良いように感じるかもしれません。

でも、通通過出来るようにしたことで、
「廊下」が収納の中に出来てしまい、
結果、収納が大幅に減ってしまっています。

しかも、ドアも1本増えるため、
その分、コストアップすることになるし、
スイッチも、2つの入口のどちらでも
オンオフが出来るようにしないといけないため、
右よりも高価なスイッチを使わざるを得なくなります。

ですので、ただ使い勝手が良さそうという理由で、
通り抜け動線をつくってしまうと、
思っていたより収納にモノが置けず、
結果、片付けにくい家になってしまい、
なのに、余分なコストがかかるため、
逆に家の価格が割高になってしまう
というわけ、なんですよね。

■収納の正しい考え方

結論から言うと、
収納は床面積ではなく、
壁面積で考えるようにしなければいけません。

2m40cmという天井までの高さを
どれだけ有効に使うことが出来るのか?
が大切だということです。

床面積だけで収納を考えてしまうと、
収納をどんどん増やしてしまい、
結果、家の価格が高くなってしまいます。

一方で、壁面積で考えるようにすれば、
わずかな床面積でも壁さえ充分にあれば、
相当な収納力があることを
理解出来るようになります。

ただし、棚の枚数を
ケチらないようにしないといけないですけどね。
棚板も決して安いわけじゃないので、
住宅会社側は棚の枚数を
減らそうとするでしょうからね。

ということで、
コストを上げることなく、
より多くの収納をつくるためにも、
そして管理しやすい収納をつくるためにも、
今回お伝えさせていただいた収納の知識を
覚えておいていただければと思います。

それでは(^_^)/

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