お墓参り

2019年08月14日日々のこと

こんにちは♪

皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか？

私は、台風の前に宇陀にある祖父母のお墓参りに行ってきました。

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お墓から見えた山から差し込む夕日

おじいちゃんに話しかけられたような気がしました。

 

このブログを書いているクオリティハウスのお客様サポート、橋本です♪

私も、私の両親、父方母方の祖父母も共に宇陀生まれ、宇陀育ちです。

祖母は早くに亡くなり、顔は知りません。

でも、小さいころから祖父にはとても良くしてもらいました。

祖父とは別々に住んでいましたが

貧乏暇なし(笑)の両親は忙しく、なかなか目をかけてもらえなかった私は
いつも祖父の後をついて歩いていました。
よく一緒に歩いて近くのお寺に連れていってもらいました(^^♪

自分は贅沢を一切せず、主食はさつまいもと無塩食パン（笑）
でも、自分はいいものを食べなくても
私には近くのスーパーでお寿司を買ってくれたのも覚えています。

一家団欒の楽しい記憶はないけど、
祖父がいたので寂しくなかったような気がします。
 

そんな祖父が亡くなったのは、約２０年前です。


子供だった私は、祖父に何の恩返しもできませんでした。

祖父は戦争を経験し、戦地へも行き、空襲で焼け出されとても苦労しました。

若くで祖母を亡くし、男手ひとつで子供たちを育てました。

国のため、子供のため、自分を犠牲にして必死で周りのために生きてきた人です。

いつも周りのことを考えていた祖父。
弱音を一切吐かず、立派な祖父だったと思います。

無理がたたったのか大きな病気もして、
本当に辛いことばかりだったんじゃないかと思います。

 
なのに、そんな祖父に迷惑ばかりかけて、
楽をさせてあげれなかったこと、
何ひとつ恩返しできなかったことが、ずっと心残りでした。

 
それから何年か、なんとなく生きていた私は、
ある時ふと、何か人の役にたてる仕事をしよう！！と思いました。

そこではじめたのが介護の仕事でした。

介護福祉士の資格をとりました。

利用者のおじいちゃん、おばあちゃんが孫のように接してくれて

「ありがとう！」と、とても嬉しそうにしてくれて、時には泣いてくれて

とてもやりがいのある仕事で、体力はしんどかったけど本当に充実した日々でした。

まるで、私が祖父にできなかったことを、してあげれているような気持ちでした。


それから、同じ宇陀で大工をしていた今の主人である現代表と出会い、
結婚しました。（当時は主人の父が代表でした）

大工ってなに？というくらい建築のことは知りませんでした！

子供ができて、介護の仕事はやめました。

しばらくして、主人の仕事を手伝うことになりました。

相変わらず建築の仕事は全く分かりませんでした。（笑）

はじめは「建築って、ただ家を建てているだけ」とも思っていました。


工務店の仕事を手伝いはじめ７年がたったころ、
今までよりも、もっとより良い家づくりをしようという代表との話で
２年前、クオリティハウスを立ち上げました。

 
それからも、色んなことがありました。


とてつもなく悩んだり、落ち込んだり、
悔しくて悔しくて、泣いたこともありました。


お施主様との心あたたまる出来事に、
うれしくて涙したこともありました。

 
そして色々なことが分かりました。

 
家づくりは、「ご家族の幸せな暮らしをつくる仕事」だということも。

今まで見えなかったものも、見えるようになりました。

介護の仕事とは職種は違うけど、
この世界で私に出来ることを、精一杯やろうと思いました。


色々なことがあり、ようやく少しだけ分かった気がします

私が生きる道は

祖父がしてきたように

みんなの幸せのために生きること。

祖父が一生懸命に生きた、この地域のために生きること。

それが祖父が私に遺してくれた人を想う心で

祖父への恩返しです。

 

クオリティハウスとは、クオリティ（質）の高い家を建てるという代表の大工としてのプライド

ご家族のクオリティオブライフ(幸せな人生)のために、という私の想い

 

だから、私はどんなことがあっても
自分の命をかけてクオリティハウスを一生懸命頑張ります。

家づくりを通して、ご家族のクオリティオブライフのために出来ることを

 

そして、みんな家族、仲良く、楽しい時も苦労の時も手を取り合って

共に生きていけたらいいな、と思っています。

それが嘘偽りのない、私の夢です。

 

いきなり自己紹介のような話になってしまいましたが（笑）

 

こんな私たちを、これからもよろしくお願いいたします。