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こんばんは、クオリティハウスの橋本です。
今日は大工のもう一人の師匠で10年前に亡くなった三宅大工さんのところにいってきました。
三宅大工さんの家は自分で建てられた家
和室の床の間の筆返し
海老束という木を加工したもの
海老束は難しい仕事で、今の大工さんで出来る人はほぼ居ないと思います。
昔は正月に、ちょんな、差金、墨壺、墨差しという大工道具をこうやって飾って、1年の感謝を拝んでいました。
ちょんなは大工さんの手づくり!
数年前にも道具をいただきましたが、今回も大工道具をいただきました!
カンナは横向きに置かないと刃がかけるから怒られます!
何十年も前、職人さんの世界にビジネスというものが入ってきました。
技術や誇りや志、それだけでは存続していけなくなったんです。
けれど人間には感情というものがあるんです
良い仕事をしようとか、喜んでもらったら嬉しいとか、色んな苦労や努力も。
ビジネスを悪く言うわけではありませんが、人の事なんて何ともどうとも思っていない、どうでもいい、ただお金儲けだけのビジネスそんなものは大嫌いです。
仕事とは人を幸せにしてこそ対価をいただけるものだと思っています!
昔の職人さんの良いところや苦労も大事にしていきたい、だから道具も大事にして守っていきたい。
少しづつ自分たちの手に取り戻していきたいものがあります
帰りはたくさん手土産をいただいたりで、大変ありがとうございました。
また明日から頑張ります!
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