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投稿期間:2021年01月
HIT数:8件
こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆
2019年3月にSMBCコンシューマーファイナンスが
30歳〜49歳の男女1000名を対象に、
『現時点で、どのくらい貯蓄が出来ているか?』を調査したところ、
全体の約23%が『現時点での貯蓄額は0円』と回答し、
全体の約25%が『1万円〜50万円以下』と回答したとのことでした。
つまり、この2つの割合を合計すると、
30歳〜49歳の全体の約半分の方が、
貯蓄が“全くない”か、あるい“ないに等しい”
という結果が出たということなのですが、
この結果が物語っていることは、
計画的に貯蓄していくことがいかに難しいのか、
ということではないでしょうか?
そして、この結果が招く最悪の結末は、
老後貧乏に陥ってしまうということです。
まだまだ若く体が元気なうちは働くことが出来るし、
不足分も金融機関から資金調達出来るため、
なんとか乗り切って行くことが出来ますが、
歳をとればそういうわけにもいかなくなるからです。
年金だって確実に減ってしまうでしょうしね・・
ですので、給料の金額に関係なく、
問答無用で強制的に貯蓄していかないといけないのですが、
そのためには、まず収入と支出のバランスを
しっかり考えなければいけません。
つまり、入ってくるお金を急激に増やすことは難しいので、
出て行くお金を合理的に見直す、というわけですね。
☑その住宅ローン返済は適正なのか?
とはいえ、生活費や食費をやたらと切り詰めたり、
こずかいが激減するのは、
ただただストレスばかりを溜めることになるので、
一番、固定費として見直して欲しい費用は、
家賃や住宅ローンといった住居費です。
例えば、あなたが欲しい地域で土地を買い、
あなたの希望が全て詰まった家を建てるためには、
35年に渡って毎月10万円の返済が必要だとします。
しかし、そうすることによって、
全く貯金するゆとりがなくなってしまうとしたら、
これは果たして正しい選択なのでしょうか?
この場合、
もし毎月の負担を2万円減らすことが出来れば、
そして、その浮いたお金をずっと
貯蓄・運用していくことが出来れば、
35年後あなたの手元に残るお金は、
1000万円前後違うことになるかもしれません。
また、家事と育児を夫婦で協力して行うことによって、
あなたの奥さんにもフルタイムで働いてもらい、
奥さんにも毎月2万円をずっと貯蓄・運用してもらったとしたら、
さらにもう1000万円老後資金が違ってくることになります。
これが出来れば、
日々の暮らしにおいて何かを無理に我慢することなく、
老後に備えた貯蓄をしていくことが出来るようになります。
しかし、そのためには、
毎月のローン返済を2万円抑えられるように
土地選びと家づくりをしなければいけません。
☑キーワードは”常識にとらわれない”こと
35年ローンで家づくりを考えた場合、
毎月の返済負担を2万円抑えるためには、
家づくりの予算を600万円抑える必要があります。
そして、それを実現するためには、
家の予算を削るだけでは無理なため、
同時に土地の予算も削らなければいけないのですが、
そのためには、以下のことを
知っておいていただく必要があります。
・土地は日当たりが良さそうなほど、
人気があるため、値段が高く設定されているし、
値引き交渉の余地もないということ。
・でも、日当たりがいい土地だから、
明るく心地いい家になるわけじゃないということ。
・日当たりが悪そうな土地ほど、
人気がないため、値段が安く設定されているし、
値引き交渉に応じてもらいやすいということ。
・そして、土地の日当たりの悪さと
家の日当たりの悪さに相関関係はほとんどないということ。
(この理由は設計で土地の問題点を解決出来るからです)
ということで、
“住みやすさは土地の条件に左右されない”
という事実を頭に入れていただき、
土地に予算を使い過ぎて、
全く貯蓄出来ないような状況にならないように、
賢く土地選びをしていただければと思います(^^)/
こんばんは、クオリティハウスの橋本です。
“金融庁の『老後2000万円問題』が大きな話題を集めましたが、
2019年8月に公表された『年金の健康診断』の結果も看護出来ないものになりました。
これは5年に1度のサイクルで
厚生労働省が公表している年金の財政調査です。
この結果によると、最悪のシナリオでは2052年度に
国民年金の積立金が枯渇すると考えられています。
最良のシナリオでも、サラリーマンがもらえる年金は、
現役時代の50%程度にもなるもようです。
現在の若い世代は、親世代のような老後を送れない
可能性も出て来ています。終身雇用制度は崩壊しつつあり、
非正規雇用で働く人も少なくありません。
『退職金がもらえない』『定年までに充分な老後資金が貯められない』
ことに加え、『年金も充分にもらえない』おそれが出ているのです。
これは、とある経済誌に掲載されていた記事なのですが、
この記事にも書かれているように、
私たちは例外なく誰もが、
若いうちから老後に備えていく必要があります。
そして、資産形成のためには、
今のうちからコツコツと積み上げていくことが
なにより大切なことになります。
宝くじにでも当たらない限り、
いきなり大金を手に入れることは不可能ですからね。
ですので、毎月の給与から、
出来る範囲を積み立てていくようにしなければいけないのですが、
そのためには、まずはその費用を捻出なければいけないし、
それと同時に、そのお金を、
どのように運用していくかを考えなければいけません。
☑住宅ローンを負担にしない
資産形成の原資をつくるためには、
住宅ローンの返済額を、
無理に増やさないようにすべきです。
30年や35年という、とんでもなく長い期間ずっと、
その負担が固定されてしまうからです。
そして、そのためには、
家づくりをする時には出来るだけ自己資金を投入するか?
あるいは、自己資金がない場合は、
家づくりの予算を抑える工夫をすることによって、
住宅ローンに負荷を与えないようにしなければいけません。
土地にかかる費用を抑える工夫をしたり、
家にかかる費用を抑える工夫をしたり、
庭にかかる費用を抑える工夫をしたり、
これら3つ全ての費用を抑える工夫をしたりすることによって。
子供たちの成長とともに、
必然的に出費は増えていくわけですし、
(食費、こずかい、電気代、携帯代、塾代などなど)
今後は社会保険の負担も上がっていくのは間違いないため、
よほど給料が上がらない限りは、
出費の増加に逆行して手取り金額は減っていく可能性が高いのが、
私たちが知っておくべき現実です。
ですので、今の状況だけを考えて大丈夫そうだからと、
資金計画の際に、大盤振る舞いにならないよう
細心の注意を払う必要があるんですよね。
☑積立方法も勉強することが大切
このように、家づくりをきっかけとして、
まずは資産形成のための積立金を捻出していただきたいのですが、
とはいえ、その積立金をただ単に
銀行に預けていてもお金が増えないことも
同時に理解しておかなければいけません。
ですので、数万円という金額を
毎月コツコツと積み立てていく別の手段を知ることも
とても大切なこととなります。
その手段としては、投資信託と株式の2つがあるのですが、
多くの方がこの2つに関しては、
リスクを過大に考えてしまい、
踏み出せないでいるのではないでしょうか?
しかし、iDeCoやつみたてNISAといった、
税制優遇がある制度をうまく利用しつつ、
ドルコスト平均法で毎月定額の積立をしていけば、
リスクを緩和しつつ、
効率的にお金を増やしていくことが出来るため、
難しそうだからと避けることなく、
前向きに勉強して取り組んでいただければと思います。
家づくりをする時は、
ただ単に家を建てるということだけじゃなく、
大切なお金のことも同時にしっかりと計画をすべき時なので、
難しいことかもしれないですが、
今だけじゃなく先のことまで考えた資金計画と、
その計画の範囲内で出来る家づくりをしてください(*^-^*)
あけましておめでとうございます!
クオリティハウスの橋本です♪
仕事始め早々、宇陀は吹雪でした。(笑)
なんと電子掲示板は-4度でした!
寒いけど、今年も元気いっぱい頑張っていきたいとおもいます!!
さて、家を建てる時、
地域によって建築に対する制限が異なります。
例えば、○○市は大きく分けると、
“市街化区域”と“市街化調整区域”という
2つの地域から出来ているのですが、
市街化調整区域は、市街化区域に比べて
家が建てにくい地域となっています。
市街化区域は、
街を活性化させるために活用する地域なのに対し、
市街化調整区域は、
街の活性化をそれほど積極的に行わない地域だからです。
具体的には、市街化区域は、
田んぼや畑といった農地が簡単に宅地に変わるのに対し、
市街化調整区域では、
基本的に田んぼや畑は宅地に変えられないようになっており、
また、変えることが出来るとしても、
厳しい条件をクリアしなければいけない上、
ものすごく時間がかかったりします。
また、新しく宅地を造成する場合でも、
○○坪以上の広さで区割りをしなければいけない
という決まりもあるんですよね。
そして、市街化区域においても、
さらに細かく地域が分かれており、
その地域ごとに建てられる家が異なります。
例えば、駅の周辺や繁華街付近、
そして幹線道路沿いなどの土地は、
敷地いっぱいまで家を建てやすくなっているし、
高さの制限なども厳しくないため、
大型建築物を建てやすい地域になっているのに対し、
そういった中心部から離れた住宅街では、
中心部に比べて、
建てる家の大きさや高さなどの制限が
厳しく設定されています。
このようにして、
地域によって利用用途を変えることで、
私たちがより住みやすくなるようにしているのですが、
私たちが、主に購入するようになる住宅地においてもまた、
いくつかの地域に分けられており、
その地域によって土地の選び方も
多少異なってくるんですよね。
☑南道路よりも北道路の方がいい?
住宅地には、
低層住居専用地域と中高層住居専用地域と住居専用地域
の3つがあるのですが、
(それぞれさらに1種と2種に分かれるので正確には6つです)
最も制限が厳しい低層地域で土地を選ぶ場合、
土地に対する考え方というか
視点を少し変えるようにすべきです。
というのも、この地域では、
敷地の北側への日影に対する規制がかなり厳しく、
例えば、南道路の土地を購入した場合、
通常、家を出来るだけ敷地の北に寄せて建てるのですが、
この地域では、そうすることが出来なくなるからです。
つまり、家の北側に出来る日影がより少なくなるように
家を建てなければいけなくなるため、
結果、敷地の北に無駄な余白をつくらないといけなくなる
可能性が高くなるというわけです。
余白をつくっても一切利用用途がない場所に、です。
ですので、この地域では、
最もみんなが選ぶ南道路の土地を選ぶよりも、
むしろ北道路の土地を選ぶことをオススメします。
そもそも日影に対する制限が厳しくなる北側を
駐車場として利用することになる
北道路の土地を買っておけば、
意味なく無駄な余白をつくることなく、
家を建てることが出来るからです。
また、北道路の場合、
敷地の南に寄せて家を建てるようになるため、
日当たりが悪くなってしまいがちなのですが、
この地域では、南に建てる家も、
あなたと同じように北側に無駄な余白をつくらざるを得なくなるため、
北道路の土地であったとしても、他の地域に比べて、
日当たりが悪くなりにくい、というメリットがあります。
そんなこんなで、この地域では、
南道路よりもむしろ北道路をオススメしている
というわけです。
北道路の土地は、道路と反対の方向に
パブリックスペースやプライベートスペースを配置しやすいため、
プライバシーが守りやすい家がつくりやすくなるし、
かつ、土地代が100万円〜200万円もカット出来ますしね。
こういったことは、
決して不動産屋さんでは分からないことだと思います。
また、あなた自身も分からないことだと思います。
ですから、土地選びは、
こういう視点を持って土地を見てくれ、
またアドバイスしてくれる
住宅会社と一緒に行うようにしていただければと思います(^^)/
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