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カテゴリ:全て
投稿期間:2020年12月
HIT数:9件
こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆
住宅は3回建てると満足がいくと言われますが、
これができる人は少ないでしょう。
住宅取得は居住地域、間取り、構造、設備、材料、
そして資金計画が重要な検討項目になります。
欲求が先行すれば、部屋数は多くなります。
構造は安全性に関連し、
設備は日常の利便性に影響しますので、
余裕を持った仕様になりがちです。
それらは最終的にコストに反映されます。
住宅メーカーは施主の味方を装いながら、
少しでも高い住宅を勧めることもあります。
それが施主の夢の実現に叶うなら、
互いの求めるところは一致します。
どんなに高額になっても、分割返済に換算すれば、
グレードアップ仕様は月々わずかな金額となります。
住宅取得時はどこか舞い上がった気分になりがちです。
家族の夢がかなえられるならば、
わずかな増額くらいなんとかなるだろうと自分で過信しがちです。
しかし、大切なのは、
いくら借りられるかではなく、
いくら返せるかを基準に検討することです。
住宅ローン返済の35年間に、
どのような支出があるかを考えましょう。
火災保険、固定資産税等の住宅関連費用だけじゃなく、
子どもの教育費用、塾費用なども
考慮しなければいけません。
全館空調はヒートショックもなく、快適かもしれません。
しかし、やがて子どもが独立し、人がいなくなった場合、
使わない部屋まで冷暖房され、空調費が余計にかかることは誰でも分かるはずです。
また、家族が最も多い時期にだけ合わせて部屋を設ければ、
やがて空室だらけになるでしょう。
そして、いつかは家じまいの時が来るかもしれません。
住宅は人が住めば資産ですが、
人がいなくなれば負債ともいえます。
そんな先のことは考えられないとは言わず、
今後のことを考えて、
できる範囲で想いを巡らせてみましょう。”
これは、とあるファイナンシャルプランナーの方が、
書かれていた記事なのですが、
家づくりをする全ての方に
ご覧いただきたい内容だったので、
一部抜粋し掲載させていただきました。
この記事にも書かれている通り、
家づくりをする時は、
気持ちが大きくなりがちだし、
同時に金銭感覚も麻痺しやすくなります。
また、その増えた金額を
簡単に住宅ローンでまかなえてしまうがゆえに、
どうしても予算が膨らみがちになります。
返済も分割換算すると、
それほど問題ないような感覚に陥ってしまいますしね。
ですが、覚えておいていただきたいことは、
仕事や自分の体調は35年間保証されていないのに、
ローンの返済だけは35年間確定してしまうということです。
この記事にも書かれている通り、
欲求が先行すれば、部屋数も多くなるでしょうし、
かつ、それらの部屋も広くつくってしまいます。
また、いくつも住宅会社を回り、
その説明を聞いていたら、
誰もが優れた機能を有した設備を
導入したくもなるでしょう。
ですが、それらは全てコストとして反映され、
結果、あなたの日々の負担を、
増やしてしまうことになりかねません。
今の収入がずっと維持されること、
あるいは、段階的に増えていくことを前提として
資金計画を立てられる方が多くいらっしゃいますが、
今の社会を見渡した時、
それは果たして保証されているのでしょうか?
今は、少子高齢化の影響を受けて、
税や社会保障の負担が徐々に増えていっています。
つまり、天引きされるお金が
増えていっているというわけです。
給料が横ばいであれば、
あなたの手取り金額はどんどん減っていくし、
多少、支給される給料が増えたとしても、
手取り金額は、さほど増えないのが現実です。
そして、それに加えて、
今のうちから老後資金までも
コツコツと蓄えていかなければいけないのが、
私たち全員が抱える共通の問題です。
ですから、家づくりをする時は、
予算という“現実”と、欲求という“夢”のバランスを、
上手く取りつつ計画を立てていただければと思います。
そして、そのためには、
家づくりの正しい知識を身につけ、
コストを押し上げる要素だけじゃなく、
コストを抑えられる要素も
しっかりとご理解いただければと思います(^^)/
こんにちは、クオリティハウスの橋本です。
ご存じでない方もおられるかもしれませんが、クオリティハウスの代表は大工です(笑)
18歳から建築の学校に通い
20歳の時から大工をしていています。
代表が大工見習を始めた時は、親方も厳しく
『仕事は教えてもらって覚えるものじゃない、見ておぼえろ』
という職人の世界だったので
お昼休憩の時、親方が休んでいる時に親方がした仕事を見て勉強していたそうです。
なので、仕事を見て、分からなかったら聞いて自分で理解して覚えたって感じだそうです。
そんな職人の世界で育ったので、代表は人とのコミュニケーションが少し苦手です。汗
そして、現場へのこだわりが強いです。
自分が納得するレベルの仕事をしてくれる職人さんしか現場に入れたくない!という代表。
だから、自社の現場の管理は代表が行っています。
木材などに関しても、納得がいかないことがあってから色々見て回り
それからというもの品質が安定した奈良県地域認証材を使用するようにもなりました。
実際に目でみて納得したものしか使用したくない。
おそらく、他の方からしたら
『そんなくらい』とか、
『別にいいのでは』とか
思われることもあるかと思うんですが、代表にとったら納得いかないものは嫌なんだと思います。
だから、人にどう思われようと気に入らない仕事をされるとハッキリ言うし、やり直して!とかも言うし
なんか見ていたら、業者の人は煙たがったりしてないんだろうか...とか気を使ってしまったりもします。
実は....当たり障りなく接したい私は、つい最近までそんな職人気質が苦手でした。(爆)
なんだかとっつきにくい感じがするし、実際そういうところって、デザインやインテリアと違って注目されないし、興味のない方も多いと思います。
だから、やってて当たり前だって思われると思うし、そこばっかり拘っても誰にも伝わらないし分からないのでは?と思っていたんです。
でも、ふとある人とそんな話しをしていた時に
『それって橋本工務店さんの良いところでもありますよね』
と言われました。
当たり前のことだけど、施工管理、品質管理、それって本当に大切なことなんだよって。
そこにこだわるっていうことは、仕事にプライドを持っているからだって。
職人気質である代表は、決して何でも良いようなことは言えず、黙って目にみえないところに力を注ぐ人です。
それって始めは誰にも分からないけど、住んだ後にやっと分かってもらえることなんだと思います。
私が苦手だと思っていたところは
見方を変えると、実は良いところだったこと
なんだか、今までのことを少し反省しました。
絶対忘れてはいけないこと
橋本工務店は『大工工務店』なんだってこと。
これからは、そこをもっとどう強化していくか
考えていかないといけないです。
今で満足せず、もっと上ををめざして。
現場のことなら橋本工務店に勝てるところはない!と言われるくらいになりたいです。
ご家族のクオリティオブライフの為に
これからも施工品質にこだわった家づくりを頑張ります。
こんばんは、クオリティハウスの橋本です♪
『洗濯物を家の中で干したいので、
ランドリールームをつくってほしい』
という要望が、ここ最近ずいぶん増えてきていて、
今や家づくりのスタンダードと言っても
過言じゃないかなーと思います。
もちろん、その理由は、
共働きが当たり前になっているからですね。
共働きとなれば、
基本、昼間は誰も家に居ないため、
洗濯物を外に干したままにしにくいし、
洗濯の動線が少しでもショートカット出来れば、
家事の大きな時間短縮になりますしね。
また、自分もそうなのですが、
アレルギー体質の人にとったら、
花粉がたくさん付着した洗濯物を、
出来れば着たくないですよね・・・
以上のような理由から、
多くの方が、洗濯物を室内で干すことが出来る
“ランドリールームをつくって欲しい・・”
と、お考えになるかと思いますが、
とはいえ、ランドリールームをつくる時には、
気をつけた方がいいポイントがあります。
☑注意点その1:コスト
ランドリールームでゆったり洗濯物を干すためには、
最低でも2帖、出来れば3〜4帖は
欲しいところではないでしょうか?
そして、このランドリールームは、
洗面スペースとは別につくりたいと
お考えじゃないでしょうか?
しかし、理解しておかなければいけないコトは、
“家の面積が大きくなれば、
その分家のコストも高くなる”ということです。
家の面積が大きくなれば、
それに連動して、
1帖につき25〜30万円ずつ
コストが高くなっていきますからね。
ですので、家の予算に余裕がない場合は、
洗面とランドリールームを分けないようにしたり、
あるいは、ランドリールームをつくる代わりに、
他の何かを削るという選択肢を持つべきです。
予算は、家づくりで一番大切なものである
といっても過言ではありませんからね。
☑注意点その2:通風と日光
リビングや寝室といった居室は南に配置し、
洗面やお風呂といった水回りは北に配置するのが、
一般的な設計の考え方となっています。
しかし、この考え方に縛られたままだと、
脱衣室やランドリールームは、
日光が当たらない場所に配置されることになるし、
同時に、風通しも悪くなってしまいます。
もちろん、このような配置になった場合でも、
サーキュレーターや扇風機を回しておけば、
洗濯物はしっかりと乾くのですが、
出来ることなら、自然の風が通り抜ける場所で
洗濯物を干し乾かしたいですよね?
また、日光は洗濯物の乾燥に
必要不可欠な要素ではないのですが、
出来ることなら、室内だったとしても、
日光を当てることによって、
除菌された気持ちいい
フカフカの洗濯物にしたいですよね?
もしあなたが、そうしたいとお考えなら、
『居室=南』『水回り=北』という考えは、
一旦、あなたの頭の中から排除した方がいいと思います。
ランドリールームに、
安心して窓が開けられる大きな窓を設置出来て、
たっぷりと気持ちいい風を採り込むことが出来たら・・
また、その窓からたくさんの日光を採り込めるとしたら・・
そのスペースは、寒くもなりにくいし、
同時に、ジメジメしにくい場所になると思いませんか?
ですから、当たり前に縛られることなく、
その敷地の環境に合わせながら、
ベストなポジションでランドリールームをつくることを
心がけていただければと思います(^^)/
こんばんは、クオリティハウスの橋本です☆
前回の記事でお伝えしたように、
住宅ローン控除制度を効率よく利用しつつ、
かつ個人型確定拠出年金iDeCoに加入すれば、
そうしなかった方に比べると、
より多くのお金を手元に残すことが出来ます。
そしてそれは、
前回お伝えさせていただいた
共働きのご家庭だけじゃなく、
単独で住宅ローンを借りる
ご家庭の場合でも同じことが言えます。
ということで、今回は、
単独で住宅ローンを借りると仮定して、
お伝えしていきますね。
では、年収を550万円(10年間このままの給料とします)、
住宅ローン借入を3000万円、金利を1%、返済は35年、
住宅ローンの返済開始を1月、
納めている所得税を年間15万円(所得税の税率は10%)
納めている住民税を年間30万円(住民税の税率は10%)と仮定し、
その恩恵がどれくらいになるのか?計算していきます。
まずは、その年ごとの年末の借入残高を計算します。
(年末借入残高)
1年目:2928万円
2年目:2856万円
3年目:2782万円
4年目:2708万円
5年目:2634万円
6年目:2558万円
7年目:2482万円
8年目:2404万円
9年目:2326万円
10年目:2248万円
続いて、この年末の借入残高をもとに、
還付される税金の上限額を計算します。
(還付される税金の上限額=年末借入残高×1%)
1年目:29.28万円
2年目:28.56万円
3年目:27.82万円
4年目:27.08万円
5年目:26.34万円
6年目:25.58万円
7年目:24.82万円
8年目:24.04万円
9年目:23.26万円
10年目:22.48万円
そして、住宅ローン控除額を計算していきます。
1年目:29.28万円-15万円(所得税)-13.65万円(住民税)
=0.63 万円(控除しきれなかった額)
(住民税の控除上限額は136,500円です)
2年目:28.55万円-15万円(所得税)-13.55万円(住民税)=0円
3年目:27.82万円-15万円(所得税)-12.82万円(住民税)=0円
4年目:27.08万円-15万円(所得税)-12.08万円(住民税)=0円
5年目:26.33万円-15万円(所得税)-11.33万円(住民税)=0円
6年目:25.57万円-15万円(所得税)-10.57万円(住民税)=0円
7年目:24.81万円-15万円(所得税)-9.81万円(住民税)=0円
8年目:24.03万円-15万円(所得税)-9.03万円(住民税)=0円
9年目:23.25万円-15万円(所得税)-8.25万円(住民税)=0円
10年目:22.47万円-15万円(所得税)-7.47万円(住民税)=0円
これら全てを合計すると、
258.56万円もの税金が返ってくることになるのですが、
3000万円の住宅ローンを、
金利1%・35年返済で借りた場合の
総支払金利は556.81万円なので、
実質余分に払ったお金は298.25万円ということになります。
☑“iDeCo”を利用することによってさらにカット!?
そして、所得が高い人こそ
必ず掛けておいていただきたいのが
個人型確定拠出年金の“iDeCo”です。
というのも、iDeCoを利用すれば、
さらなる節税メリットを享受出来るからです。
では、仮にiDeCoに
毎月2万円支払うようにしたらどうなるのか?
計算していってみますね。
20,000円×12ヶ月=240,000円
(iDeCoによって積立される年間の年金額)
240,000円×10%(所得税の税率)=24,000円
(iDeCoによって還付される所得税額)
150,000万円―24,000円=126,000円
(住宅ローン控除によって還付される所得税額)
240,000万円×10%=24,000円
(iDeCoによってカットされる住民税額)
住宅ローン控除によってカットされる
住民税の上限額=136,500円
では、これを当てはめて計算していってみましょう。
・iDeCoによる恩恵
24,000円×10年=240,000円(還付される所得税額)
24,000円×10年=240,000円(カットされる住民税額)
合計:480,000円
・住宅ローン控除による恩恵
1年目:29.28万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=
3.03万(控除しきれなかった額)
2年目:28.55万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=
2.3万(控除しきれなかった額)
3年目:27.82万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=
1.57万(控除しきれなかった額)
4年目:27.08万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=
0.83万(控除しきれなかった額)
5年目:26.33万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=
0.08万(控除しきれなかった額)
6年目:25.57万円-12.6万円(所得税)-12.97万円(住民税)=0円
7年目:24.81万円-12.6万円(所得税)-12.21万円(住民税)=0円
8年目:24.03万円-12.6万円(所得税)-11.43万円(住民税)=0円
9年目:23.25万円-12.6万円(所得税)-10.65万円(住民税)=0円
10年目:22.47万円-12.6万円(所得税)9.87万円(住民税)=0円
合計251.38万円
・iDeCo+住宅ローン控除の恩恵
=480,000円+2,513,800円=2,993,800円
このような計算結果となり、
iDeCoに加入したことで、
住宅ローン控除の恩恵を
合計で71,800円減らしてはしまったものの、
iDeCo加入による節税が
480,000円あることから、
住宅ローン控除だけの時よりも、
さらに408,200円税金の還付が受けられる
というわけなんですよね。
つまり、実質余分に払うことになるお金298.25万円を
さらに40.82万円カット出来るため、
実質余分に支払うことになるお金は、
257.43万円になるというわけです。
しかも、iDeCoを掛けることによって、
240万円(2万円×12ヶ月×10年)
将来受け取れる年金が増えたことにもなりますしね。
いかがですか?
前回に引き続き、
数字の羅列となってしまったため、
非常に読みにくい記事になってしまったかもしれませんが、
こういった側面から考えても、
家づくりをする時には、
いかにお金のことについてきちんと考えるべきなのか、
ご理解いただけたのではないでしょうか?
ということで、
住宅ローンの正しい知識をつけることはもちろん、
住宅ローン控除やiDeCoや生命保険などについても、
正しい知識をつけていただきながら、
家づくりをしていただければと思います。
同じ収入でも、
お金のことを知っているが知らないかで、
確実に、将来大きな差が生まれることになりますので!
0745-82-2752
0745-82-2752 お問合わせ株式会社橋本工務店/〒633-0218 奈良県宇陀市榛原檜牧1123-1
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