2025.10.25
地元のイベント、うだ産フェスタでに参加
地元の木を使い、四方転び椅子づくりワークショップを行いました!
四方転びとは建築用語で、四隅の柱が上部で中心方向に少し傾いた形状を指します。
この構造は安定性を高めるための設計で、特に伝統的な建築物で用いられることがあります。
四方転びの椅子は、脚が外に少し開いていて、どの方向から見ても安定した美しい形をしています。
また脚の長さによって、穴の加工の角度も変わる繊細さ。
見た目がまっすぐではなく、ほんの少しの角度があることで、見る人にも、座る人にもやさしい印象になります。
この絶妙な角度を生み出すのが「規矩術(きくじゅつ)」と呼ばれる大工の技術。
差し金や鑿(ノミ)という大工道具を使い、木の立体的な組み合わせを頭の中で描きながら形にしていく、昔ながらの職人技。
計算だけでは出せない、木と人との対話から生まれる形です。
ちょっと難しいので、今回はある程度の加工は大工さんが、
仕上げをお客様に行って頂きました
みんなでつくった共同作業、
まるで橋本工務店の家づくりのような
釘を一切使わず、全て手作業の複雑な加工
世界に1つだけの、四方転びの椅子が完成しました。
大工さん
協力頂いた皆様
お越し頂いたお客様
ありがとうございました。
人は何のために生き、何のために働くのか。
その目的を見失うと、心がすり減り、争いや分断が生まれます。
それでたとえ一時的に利益が出たとしても、長い目で見れば、それは停滞や衰退を招くものです。
本当に人や地域のことを思うなら、私たちに本当に必要なのは、
足の引っ張り合いでも、粗探しでもなく、信頼と同盟
人の幸福とは
お金や、地位や、名誉よりも
同じ志を持つ仲間と支え合いながら生きること
人という字は、人と人が寄りそっています
お互いの良さを認め合い、強みを活かし合い、
手と手を取り合って前へ進む。
それこそが、人生であり、地域であり、共に働く意味だと思います。
今回のうだ産フェスタで、改めて感じたことでした。




