橋本工務店代表、
橋本恵至です。
いつも橋本工務店のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このたび1年間以上かけて工務店の体制の見直し、 同時にこの度会社ロゴとHPをリニューアルいたしました。
まず、HPを作成にご尽力いただきました株式会社MGM様には大変お世話になりありがとうございました。
工務店の体制も変わりましたので、改めてご挨拶させていただきます。
私はもともと大工職人として、親のもとで修行を積みながら仕事をしていました。
父は生まれ育った地元を離れ滋賀県で7年間大工の修行を積み、地元宇陀へ戻り昭和46年橋本工務店を創業しました。
バブル崩壊と共に仕事が激減、さらに大手住宅メーカーの進出により、たくさんの大工が仕事を失い、当時工務店の多くが廃業に追い込まれました。
父は工務店を存続させるため下請けに入りました。
それでも、元請け会社の倒産、工事代金不払いでの音信不通、そんなことの繰り返しで決して順風満帆ではありませんでした。
私は大工見習当時、主に下請けの仕事を担い、同じ材料を使い、同じ家、決められた施工を繰り返す毎日。自分の仕事に誇りを持ちながらも、「もっとお客様と直接向き合い、自分の手で良い家をつくりたい」という想いが募っていきました。しかし、お客様と直接関わる機会は少なく、価格の決定権もない。そのもどかしさを抱えながら、「自分なら、もっと適正な価格で、より良い家を提供できるはず」と考えるようになったのです。
そんな中、橋本工務店が一代で終わってしまうのも寂しいという想いで大工を目指したこともあったのと、そして何より「元請けとしてお客様の人生に寄り添う家をつくりたい」という強い気持ちが芽生え、先代が高齢になったこともあり、創業を決意しました。
しかし、いざ元請けとして独立するとなると、下請け時代とは異なり、地域での知名度もなく、顧客もいない、集客の難しさにも直面しました。
また、大工一筋でやってきた私は、営業の経験も全くなく、最初は戸惑うことばかり。そんな時、妻に支えられながら、お客様と真剣に向き合い、ひとつひとつ信頼を積み重ねていくことで、少しずつお客様がついてきてくださるようになりました。
この経験を通じて、私は大工としての技術だけでなく、お客様の気持ちに寄り添うことの大切さを学びました。家づくりは、お客様にとって一生に一度の大きな買い物です。そして、家や価格、生活スタイルは人それぞれ異なります。だからこそ、私たちは「そのご家族にとって本当に必要な家」を一緒に考え、提供することを大切にしています。
橋本工務店は、単に家を建てるだけでなく、お客様の人生を心豊かにする住まいづくりを目指しています。お客様とともに悩み、考え、最適な住まいを形にすることで、「この家にしてよかった」と心から感じていただけるよう、これからも精進してまいります。
これから家を建てようとお考えの皆様、ぜひ一度私たちにご相談ください。